<これがSIM同時通訳方式だ!>

日本人は、英文を読むとき、「返り読み」をするクセがあります。

たとえば

"I was reading a book which my father gave me yesterday."

という文を「私は、昨日父がくれたところの本を、読んでいた」という具合です。

では「返り読み」する時の目の動きを追ってみましょう。

  
まず文を最後まで読んだ後で、再び文頭に戻り“I”「私は」と訳します。

次に文の最後に飛んで “yesterday” 「昨日」と訳し、少し戻って関係代名詞に注意しながら “which my father gave me” 「僕の父がくれたところの」と訳した後で “a book” 「本を」に関係づけ、さらに戻って “was reading” 「読んでいた」と訳し終わります。

  
全くご苦労様。行ったり来たり大変ですね。これでは英文を速く正確に読むことができません。

もっと恐ろしいことには、「返り読み」をしているとリスニングができくなります。なぜなら、リスニングは待ったなし。時間を止めて「返り聞き」などでないからです。

そこで皆様には「返り読み」せずに、英文を頭から英語の語順で読む「SIM同時通訳方式」を提案します。


I was reading a book
私は本を読んでいた

which my father gave me
それ を父が私にくれた

yesterday.
昨日。


このように意味のまとまりごとに区切り、英語の語順で読んでいけば「返り読み」する必要はありません。

つまり、「僕は本を読んでいた」「それを父が僕にくれた」「昨日」というそのままの順番で情報を頭にインプットしていけば、読み終わった瞬間に、文全体の意味が正確に取れているわけです。

もしかしたら、このままでは正確な日本語訳になっていないという心配があるかもしれません。しかし、訳せと言われたら訳せばよいのであって、私たちの日常の大半では、英語の意味を「理解」することを求められる場面が大半なのではないでしょうか。

つまり、英語を聴くとき、読むときに、速く正確に意味を「理解」するためには、この方法が一番なのです。つまり、聴き終わった瞬間に全体の意味が取れている、読み終わった瞬間に全体の意味が取れているということが一番大事なのであって、その上でこの方法は最も優れているのです。


これが「SIM同時通訳方式」の英語の理解の仕方です。そして実は、英米人が英語を理解するときの方法もこれと同じなのです。ですから「SIM同時通訳方式」は一番自然な英語の理解の仕方だとも言えます。

「SIM同時通訳方式」は、英語教材「スーパーエルマー」では、リスニング力を鍛える「即聴即解トレーニング(Hop,Skip&Jump)」、リーディング力を鍛える「SIM音読トレーニング」というトレーニング方法の形で採用されています。

この方法で訓練すれば、正確に聴き取り、速く正確に読むという基礎力が飛躍的にアップし、TOEICなどの試験でも短期間のうちに目に見える結果を出すことが可能になります。
      
「SIM同時通訳方式」は特許取得済です。

      


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